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常にアンテナを張る、ということ。

sinsaibasiこの夏、打ち合わせで久しぶりに心斎橋へ行った。
心斎橋というよりも、お客さんは長堀橋なので
正確に言うと、その帰りに寄った心斎橋。
今ではもう閉店してしまった「PARCO」も見える。
このあたりは、とにかく海外ブランドの自社ビルショップが林立する。
いったい、どんな人がどんだけブランド物を買うのだろうと
思うが、維持できているということは買う人がちゃんといるのだろう。
そんな高級ブランドを横目に心斎橋筋商店街を歩いてみた。

デザイナーになりたての頃は、街の中を用もないのに
ブラブラしたものだ。デザイナーは常にアンテナを張って・・・と
専門学校時代から、講師に言われていた。
「常にアンテナを張って」。
まさに当時の言葉だとおもう。
これは「流行に敏感な」デザイナーたるもの
常にアンテナを張っていなければ
新しい情報が入手できない、ということなのだが
世相も変わり、今ではほとんどの情報がインターネットで
何よりも早くわかってしまう、という時代にとって変わってしまった。
なのでこの言葉自体、もうあまり役には立たない。
もちろん、実際に街を歩いたり、店に入ったり、モノを食べたりするのも
「情報」ではあるのでリアルに現場へ、という意味では外へ出る、という
アクションがひとつの、情報収集への第一歩ということにはなる。

だが、「何よりも早い情報」がわかるインターネットの
持つ強さはいかんともしがたい。
そんなことを思いながら歩いていると、とある本屋さんの前の
ワゴンに大量の輸入雑誌の山を発見。
youzassiこれもまた、昔からのクセでまたぞろ、魅入って買い込んでしまった。
だって、中古で1冊100〜200円やし。
もちろんお仕事の資料である(^^

コメント

  1. ネットで得る情報は、もう必要不可欠なんだけど。

    フィールドワークを大切にしないといけないなぁ。
    って、最近思ってます。
    でないと。
    感性が鈍ってくるような気がします。

    投稿者:デイジー

    リンク | 10月 28th, 2011 at 11:11 PM

  2. そうですな。
    なんでもそうだけど、
    「実際に目で確かめる」ということは
    大事なことやね。

    投稿者:kaz

    リンク | 10月 29th, 2011 at 10:15 AM