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街のアート看板。

IDEA誌主催の「タイポさんぽ 関西をゆく」のスライドトークショーへ行ってきた。

「タイポさんぽ」という著書を持つ、藤本健太郎氏が来阪しているのだそうだ。
タイポとは、もちろんタイポグラフィーのこと。
タイポグラフィー、懐かしい響きだ。

自分も文字を書くのが幼少のころから好きで、
フクロ文字とかを小学生のころから書いていた記憶がある。
こんなに文字を自在に書けるのなら、将来このような仕事につきたいと、
ぼんやり思っていたら本当に「このようなこと」をしている。
人の人生、わからないものだ。

トークショーの内容は、街を歩いて興味深いロゴや文字が書かれた看板やファサードを、
写真に収めスライド上映し、この文字のどこが興味深いのかを、
撮影者(著者)が、その道のプロの持論で解説してゆく。
場内の空気も最初は緊張感があったが、だんだんとほぐれ、後半はみな笑顔だった。

スライドのネタは、約一ヶ月、関西二府四県をまわり、
興味深い「タイポ」を撮りまくったという。

著者が言うには関東のそれらよりも、文字一つに対しての執着とこだわりが顕著らしい。
さすが関西というふうに思ったとも、言われていた。
PCで描かれたものではなく、職人さんやお店の人などが、一文字一文字書いた、
または切り抜いた看板タイポは、いまの時代では決して出せない手づくりの暖かさがある。

私も、こう見えて昔から街のおもしろ看板や、POPなどを写真に撮り
ひとり悦に入っていたクチなので著者の意気込みや感慨は、よく理解できた。

このような、少し「オタク」的と思われるような行動も、
こうしてちゃんとしたところでちゃんと人を集めて用意周到開催すれば
素晴らしくアカデミックになる。

久しぶりに、ある種独特な世界に身をおいて、ニコニコしながら会場をあとにしたのだった。

そうそう、街の看板採集、また再開しよう。

タイポさんぽ