高校生らしい髪型。
ぼくが、当時ちまたでよく聞いていた言葉だ。
髪が学生服のカラーにかかったらNG。
まゆにかかったらNG。
耳にかかったらNG。
まあ、そういうふうに統率が必要なのはわかるのだが。
しかし、なんぞや「高校生らしい髪型」。
意味わからんぞ。
当時、世の高校生たちは、これをなんと思っていただろうか。
「高校生らしい髪型」があるのなら
「大学生らしい髪型」とか、「教師らしい髪型」とかあるのだろか。
ええと、もし今「デザイナーらしい髪型」があるとしたらどんなだろう。
ロンゲだろうか・・・
いや、いまどきロンゲて。
いまどきロンゲなデザイナーなんて居ないだろう。
ぼくらの頃には居ったのだけど・・(めっちゃ時代)
そんなことを考えながら、電車のなかの高校生を
きょうウォッチングしていた。
きょうびの高校生の髪型、みんな似通った髪型だな思った。
ぼくらの時代は、七三分け、そり込み、スキンヘッド、パーマ、ロンゲ、
アフロやら、それこそ「人種が違う」くらいな、ザ・髪型オンパレードだったようにおもう。
ぼくは、プチロンゲだったが、はっきり言ってもっと伸ばしたかった。
肩くらいまで伸ばしたかった。
しかし、さすがに当時は「真面目」な高校生(〇〇〇は〇ってましたが・・)、
涙を飲んで、校規に従ってましたがな。
その、反動で専門学校行き出してからは、肩まで伸ばした。
肩まで伸ばして、破れたジーンズはいて、耳にイヤリングした。
PUNK!!!
そう、世はPUNKに走り出していたのだ!
って、ぼくは好んで聴かなかったけど。
けど、どっちかいうと、PUNKより、ヒッピーかな(笑)