先日、Stevie Wonderの現時点で一番新しいアルバム、
“A Time 2 Love(2005)”を廉価で買った。もちろん輸入盤未開封。
この人のアルバムをイチから聴くのは、かなり久しぶりだ。
そんなにコアなファンではないが、70年〜80年台にヘヴィーに聴いていた経歴があるのだ。
聴いてみた。
凄いアルバムだ。
ガチガチのファンクではないが、持ち前のポップセンスと稀代のメロディーは
全然変わっていなかった。(個人の感想です)
過去の作品でいまでも一番よく聴いているのは、“Songs in the Key of Life(1976)”で
これは当時リアルタイムでレコードを購入している。2枚組+シングル盤1枚の構成で
これでもかと、天才の創った粒揃いの曲たちがぎっしりと詰め込まれていた。
このアルバムは、数年前にリマスタリングされ2枚組CDで出たので買っていた。
しかし、ここ2〜3年は聴いてなかったので、また最近聴いてみた。
やっぱり、いいものはいいのだ。
この30数年前のアルバムを聴いてから、“A Time 2 Love(2005)”を聴いても
なんら違和感はない。ボーカルさえ大きな変わりはない。
もちろん年齢も重ねてもう還暦に手が届いているはずなのだが、それなのに
この若々しい表現力はなんなのだ。
この2005年の“A Time 2 Love”では、1976年の“Songs in the Key of Life”で
競演していた愛娘Aishaとデュエットを聴かせている。
競演していたといっても、まだ赤ちゃんだったので笑い声や、ooh~という
声だけなのだが、その曲が有名な“Isn’t She Lovely”(邦題「可愛いアイシャ」)。
ということで、ここのところこの2枚のアルバムを交互に電車の中で聴くのが楽しみだ。